【スポーツ前に睡眠】パフォーマンスは落ちるのか?

競技者や選手として活動している方々の中には、試合練習前睡魔に襲われる経験があるのではないでしょうか?

また、部活動や大会などで試合と試合の間が空いてしまい、待ち時間が長くなる場面では、睡眠をとるかどうかという選択を迫られることはないでいしょうか?

睡眠はスポーツのパフォーマンスに凄く影響する要素の一つなので最大のパフォーマンスを発揮できるよう自分にあった正しい知識を身に着けていきましょう。

今回は皆さんが試合、練習前に寝てもいいのか疑問に思っておられることを解決できるよう記事をまとめました。

今回の記事でわかること

・試合、練習何時間前に起きておく必要があるのか。

・最大のパフォーマンスを発揮するための睡眠時間。

目次

【結論】試合4時間前に起きておく

結論、試合の4時間前に起きておく必要があります。人は4時間を経過した辺りから活発に動かすことができるとされています。理由や詳細は下記に記載しています。それ以前は身体がまだ起きられておらず、本来持っているパフォーマンスを発揮することができません。

一方で、起床後12時間を経過するとパフォーマンスが徐々に低下していくことが分かっています。

つまり、起床後、4時間~12時間の間最大のパフォーマンスを発揮することができる時間帯だと言う事です。

その理由は、体内の生理学的な変化に関係しています。

出典:CiNii Research

人間の血圧脈拍は起床後一定の時間が経過すると上昇し、最大値に達します。その最大値に達する時間が4時間だと言われ、12時間まで維持することができます。それ以降は身体の生理学的な変化により睡眠の方向へと向かっていくことが知られています。

完全に身体が起きるまでに4時間も掛かるなんて驚きですよね。しかし、これは個人差があります。4時間前に起きておくことが理想ですが、自身の経験や体感を大事にすることも必要です。

最大のパフォーマンスを発揮するために【睡眠】

睡眠は身体のメンテナンス

睡眠は身体のメンテナンス作業であり、肉体的な疲労回復や組織の再生を寝ている間に行います。

具体的には、レム睡眠ノンレム睡眠があり、それぞれがメンテナンスで重要な役割を果たしています。

レム睡眠では脳が活動しますが、体はリラックスし、筋肉の緊張をほぐし、疲労回復を促進します。

ノンレム睡眠では成長ホルモンが放出され、体の組織が再生され、損傷した細胞が修復されます。

これらの睡眠は通常90分ごとに交互に繰り返され、身体のメンテナンスを行います。

睡眠時間

自身のパフォーマンスを最大限発揮するためには最低9時間の睡眠時間を確保することが理想と言われています。

この9時間の間にレム睡眠、ノンレム睡眠が交互に行われ、良いコンディションで試合や練習に挑むことができます。

競技者にとって睡眠時間はコンディションを整えるためにとても必要な事であるので最低9時間が確保できるように日常生活の見直しを行いましょう。

長時間睡眠で有名なトップアスリートを紹介します。

スポーツ選手名【睡眠時間】
サッカーリオネル・メッシ【12】   クリスティアーノ・ロナウド【12】
野球大谷翔平【通常10 休みの日12】 ジャスティン・バーランダー【10~12】 イチロー【9】
バスケレブロン・ジェームズ 【12】
陸上ウサイン・ボルト【10】
テニスマリア・シャラポア【9】  ロジャー・フェデラー【12】

一流アスリートは睡眠時間を十分に確保し、コンディションを整えているからこそ、素晴らしいパフォーマンスが発揮できるのですね。

まとめ

本記事では、試合や練習前に寝てもよいかどうかの疑問を解決するため、必要な起床時刻や睡眠時間ついてまとめました。

結論、試合や練習前直前に睡眠を取る事はあまり推奨できません。最大のパフォーマンスを発揮するためには、試合の4時間前に起きておくことが理想的であり、睡眠時間は最低9時間確保することが望ましいです。一流アスリートたちも十分な睡眠を取ることで、自らのパフォーマンスを高めています。

睡眠はスポーツのパフォーマンスに大きな影響を与える要素の一つであるため、最大のパフォーマンスを発揮できるように、自身に合った正しい知識を身に着け、実践していってください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次