【ジェビロ磐田 ジャーメイン良】J1得点量産、飛躍の裏側を調査。日本代表選出は?
今回は今季(2024シーズン)得点を量産しているジェビロ磐田の「ジャーメイン良」選手について記事にまとめました。
ジャーメイン良選手は今季既に2桁ゴールを取り、チームを引っ張っています。29歳と言う年齢ですが、なぜ今季ここまで飛躍することができたのか記事をまとめながら考察していこうと思います。
ジャーメイン良選手のプロフィール
名前 | ジャーメイン良 |
愛称 | ジャメ |
生年月日 | 1995年4月19日 |
出身 | 神奈川県厚木市 |
身長 | 182cm |
体重 | 75kg |
両親 | 父:アメリカ人 母:日本人 |
ポジション | FW |
利き足 | 左 |
所属クラブ | ベガルタ仙台(2017-2020)→横浜FC(2021)→ジェビロ磐田(2022-) |
経歴
プロになるまで
小学生時代
小学1年生の頃にワールドカップを見たことをきっかけにサッカーを始めました。小学生の時は南毛利FCに在籍し、初めてからすぐにサッカーの才能を周囲に見せつけます。
中学生時代
中学生はFC厚木に在籍し、サッカーの技術を磨きます。中学生の頃は少し苦戦し、試合に出場できるようになったのは3年生の頃でした。
高校生時代
高校は名門、流通経済大学付属柏高等学校に進学します。ポジションはCF、WGでプレーをします。2年生の頃にスタメンを勝ち取り、インターハイ優勝、プレミアリーグ優勝を経験しました。またチャンピオンシップでもヴィッセル神戸u18を破り、日本1に輝いています。
大学生時代
大学は同じく、流通経済大学に進学し、サッカー部でプレーをします。
2年生の頃には全日本大学選抜に選出されます。それから2017年にベガルタ仙台に加入が内定しました。大学4年生時に特定指定選手に登録され、7月22日の練習試合で仙台デビューを果たします。その試合でPKを獲得し、得点も記録しています。10月にはルヴァンカップで公式戦デビューを果たします。
大学在学中には、全日本大学サッカー選手権大会で2度日本1に輝いています。
ベガルタ仙台 2017-2020
2017年、大学卒業後は、ベガルタ仙台に入団します。入団後、すぐのルヴァンカップでプロ初ゴールを記録します。
ですが、レギュラーの地位を獲得することはできず、2020年に横浜FCに完全移籍をします。
ベガルタ仙台では51試合に出場し、6得点を記録しました。
横浜FC 2021
2021シーズンにベガルタ仙台から横浜FCに完全移籍します。横浜FCは昨年度、J1下位に沈んでいたため、ストライカーとして期待されての入団となりました。
しかし、31試合出場、2ゴールと思うような活躍はできずにシーズンが終了します。チームも最下位に沈み、J2降格を経験します。
ジェビロ磐田 2022-在籍中
2022シーズンにジェビロ磐田へと完全移籍します。移籍1年目のシーズンは29試合、3得点と不調が続きます。更にチームもJ2降格と2年連続で降格という屈辱を味わいます。
2023シーズン前半は、本職ではない右サイドハーフで起用されることが多かったですが、16節から本職のセンターフォワードのレギュラーの地位を獲得します。そこから試合にもコンスタントに出場し、プロ入り後、トップとなる9ゴールを記録します。チームも1年でのJ1復帰を果たします。
2024シーズンはJ2での好調を維持したまま乗り込み、開幕から10試合で10ゴールと早くも2桁得点を記録します。
活躍の裏側
なぜ2024シーズンからここまでの活躍できるようになったのか考察したいと思います。
本職であるCFでプレーできている。
ジャーメイン良選手は身体能力が高く、スピード、パワー、技術と多くのスキルで高水準でパフォーマンスを出せる選手です。それ故に、複数ポジションでプレーできてしまい、チームにとっては悪い言い方をすると「使いがっての良い選手」になってしまっていました。
しかし、2023シーズンからCFに定着することができ、自身のパフォーマンスを最大限に発揮できるようになっています。更に結果もでているため、自信にも繋がり、ストレスなくプレーできています。良い循環を作ることに成功しています。
2年連続J2降格の経験
2021、2022シーズンと2年連続でJ2降格とチームを勝たせる役割を求められるポジションであるジャーメイン良選手は相当の後悔や反省があったのではないでしょうか。
その経験を経て、多くのことを学び、考え行動して来られ、2022年からプレーに変化がありました。ファーストタッチの置き所や動き出しが一段と成長しました。
それに加え、身体能力も兼ね備えているため、当たり負けしないフィジカルやジャンプ力を生かしたヘディングなどで得点を量産しています。なんでもできる選手へと成長を果たしました。
日本代表への招集は?
現在得点ランクトップのジャーメイン良選手は日本代表への招集はあるのでしょうか。
サッカー選手として若くはない選手ですが、日本代表への選出は十分に考えられます。これからワールドカップ予選を戦くA代表には、大きな戦力になること間違いないです。
更にCFに左利きの選手は少なく、貴重な逸材です。スピードもあり、前からのディフェンスもできるため、森保一監督も好きなタイプなCFです。
ワールドカップ予選は簡単な戦いではありませんが、格下相手にはこれまでのレギュラーを起用せず、他の選手を起用する可能性もあります。そのような場で活躍することができれば、A代表にも定着することができることでしょう。
まとめ
今回はJ1で飛躍している「ジャーメイン良選手」について記事にしました。
プロまで順風満帆なサッカー人生を歩んでこられましたが、大学卒業からプロの厳しさを経験してこられました。
悔しい経験が今のジャーメイン良選手を作り上げています。
これからもこの好調を維持し、チームを引っ張っていくと同時にA代表でも活躍をしてほしいです。
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