【黒田剛】FC町田ゼルビア監督の経歴!高校・大学時代のプロフィール徹底解説!

今回はJ1リーグに参戦して1年目で好成績を残しているFC町田ゼルビアの監督「黒田剛」について記事にしようと思います。

J1リーグで結果を残すことは簡単なことではありません。

また青森山田高校監督時代にもプレミアリーグ・選手権と優勝経験があります。

これまでにチームをまとめ上げる黒田剛監督の経歴についてまとめました。

今回の記事でわかること

・黒田剛監督の経歴・プロフィール

・どのように強いチームを作り上げたのか

・黒田剛監督の教え子

目次

黒田剛監督のプロフィール・経歴

出身北海道 札幌市
生年月日1970年5月26日
出身高校登別大谷高等学校(1986-1988)(現 北海道大谷室蘭高等学校)
出身大学大阪体育大学(1989-1992)

サッカーを始めたきっかけ

黒田監督がサッカーを始めたきっかけは、小学3年生の3学期に友人にサッカーを一緒にやらないかと誘われたことだそうです。

それまでは4年生から野球をやるつもりだったそうですが、その数か月の間にサッカーの虜になったようです。

その友達が誘わなかったらサッカーをやっていなかったのかもしれません。

【高校時代】登別大谷高等学校(現 北海道大谷室蘭高等学校)

進学したきっかけは、当時も強豪だった室蘭大谷高等学校を破るための選択だったそうです。

また登別大谷高等学校からの推薦の話もあり決断されています。

黒田剛監督は小学生の頃から北海道では有名な選手で、高校時代もインターハイ出場、国体にも北海道代表として参加しておられます。

しかし、全国高等学校サッカー選手権大会には出場はできていません

この経験が監督して選手権出場・優勝(3回)という成績収める原動力になられたのではないでしょうか。

【大学時代】大阪体育大学

大阪体育大学に進学されたきっかけは、高校時代のトレーナーの方が大阪体育大学のマネージャーだったようでその方に誘われたそうです。

大学時代で色々な地方の仲間と出会え、多くの考え方を手に入れることができたようです。

大学時代は大きな成績は残すことはできていませんが、大学時代に教員免許を取得されています。

そこから大学を卒業して一度サッカーから離れます。

【大学卒業後】

大学卒業後はホテルマンに就職されました。

黒田剛監督は自身がサービス業が向いていると感じているようで、ホテルマンを選択されました。

しかし、サッカーから離れ、自身のこれまでの経験をもっと子供たちに伝えたい気持ちが芽生え、3か月で退職されます。

そこから、恵庭高校の臨時教諭として働かれます。

監督歴

監督歴青森山田高校(1994-2022)
FC町田ゼルビア(2023- )

青森山田高校

黒田監督が監督なられた年齢は25歳です。その時は前監督が辞められ、後任の監督がいなくなったことから黒田監督が務めることになりました。

当時は指導者として経歴もあまりない中いきなり、監督になってしまい大変な思いをされています。

当時は練習環境も整っておらず、台形のグラウンドでまともにコートも作れなかったそうです。また人数も18人ほどでした。そこから現在はトレーニング施設も整っていますし、人数も300人以上いるチームにまで作り上げられたと思うと凄い努力をされて来られたことが分かりまよね。

黒田監督は就任1年目で選手権大会出場という成績を収められます。しかし、全国の地で一回戦でなにもできずに終わってしまい自分の無能さを感じられたそうです。負けず嫌いの黒田監督に火を付けたきっかけになったようです。

そこからサッカーだけではなく、生活面も含めすべてをトップクラスにしなければ、勝つことはできないと考え、カバンの置き方、靴の並べ方、食生活等選手に少しずつ叩き込んでいったそうです。

成績

インターハイ優勝2回(2005年、2021年)
プレミアリーグ優勝2回(2016年、 2019年、 2021年)
選手権大会3回(2016年、2018年、2021年)

近年の高校サッカー界で圧倒的な強さを見せつけています。

2021年にはインターハイ・プレミアリーグ・選手権の三冠を獲得しておられます。

黒田剛監督の教え子 【青森山田高校サッカー部出身プロ】

青森山田高校出身でプロになった選手は合計で61人です。

その中で有名な選手を数名紹介します。

柴崎 岳 選手

柴崎選手は高校1年生から青森山田高校の伝統である背番号10を背負い、司令塔として活躍!
高校2年生では第88回大会の決勝進出に貢献、惜しくも準優勝に終わりました。

【祝4度目の選手権制覇!!】青森山田高校出身のJリーグ選手をご紹介:Jリーグ.jp

松木 玖生 選手

松木選手は高校1年生の時から主力選手として活躍し、3年連続で選手権決勝に進出しました。
高校3年時の第100回大会では悲願の優勝を達成!

現在はFC東京の主力選手として活躍するパリ五輪世代屈指の選手です

【祝4度目の選手権制覇!!】青森山田高校出身のJリーグ選手をご紹介:Jリーグ.jp

バスケス バイロン 選手

バスケスバイロン選手はこの世代屈指のドリブラーとして活躍し、高校3年の時に第97回大会で選手権優勝を達成!

昨シーズン途中に恩師である黒田剛監督が指揮を執るFC町田ゼルビアに移籍すると、J2リーグ優勝に貢献しました

【祝4度目の選手権制覇!!】青森山田高校出身のJリーグ選手をご紹介:Jリーグ.jp

安斎 颯馬 選手

安斎選手は高校2年生と3年生の時に、2年連続で選手権決勝に進出しました。
第99回大会では5ゴールを挙げて大会得点王に

武田 英寿 選手

武田選手は高校2年生の時に主力として第97回大会の優勝に貢献!
高校3年生では背番号10を引き継ぎ、2大会連続で選手権決勝進出。
第98回大会は惜しくも準優勝に終わりました。

【祝4度目の選手権制覇!!】青森山田高校出身のJリーグ選手をご紹介:Jリーグ.jp

タイトルを獲得できた年代の特徴

タイトルを獲得できた年代の特徴

1、個性豊か

2、負けづ嫌い

3、努力家

4、人の話を良く聞ける・発信できる

5、妥協しない

良い成績を残すことがでる世代にはこのような特徴があるそうです。

年代別でその年のカラーは変わってきますが、その一人一人が同じ目標に向かって一丸になることが大切だと語っておられました。

FC町田ゼルビア

黒田剛監督は2023年にFC町田ゼルビアの監督に就任し、プロの世界に足を踏み入れます。

就任した当時はチームはJ2でした。

しかし、1年目から圧倒的な強さを誇り、J2優勝を成し遂げます。

2024年からJ1に参戦し、初戦は引き分け、そこから4連勝とJ1初年度から引き続き、勝負強さを見せつけています。

FC町田ゼルビアの強さの秘訣については違う記事でまとめましたので、下記のリンクからご覧になってみてください。

黒田剛監督の考え方

黒田剛監督は選手時代に指導を受けている時代から「もっとこういう風に言ってあげればわかりやすいのにな」「こんな表現や過去の結果を持ち出して話をすれば伝わりやすいのにな」と思っておられたそうです。

選手時代から選手の立場からだけではなく、指導者的視点を持ち合わせておられました。

この様に多くの立場から物事を考えられる黒田監督だからこそチームをまとめ上げることができるのではないでしょうか。

まとめ


今回の記事では、J1リーグに参戦して1年目で好成績を残しているFC町田ゼルビアの監督である黒田剛監督について記事にしました。

黒田監督は北海道札幌市出身で、サッカーを始めたきっかけは小学校時代の友人の誘いでした。高校時代には登別大谷高校(現在の北海道大谷室蘭高等学校)に進学し、インターハイや国体に出場しています。大阪体育大学では教員免許を取得しましたが、卒業後はホテルマンとして働く傍ら、サッカーの指導者としての道を歩み始めました。

監督としてのキャリアは青森山田高校で始まり、苦難を乗り越えてチームを強化し、数々のタイトルを獲得しました。彼の指導の下、多くの選手がプロの道を歩み、その中にはJリーグでも活躍する者もいます。

黒田監督の特徴は、個性豊かで負けず嫌いな性格、努力家であり、チーム全体に妥協を許さない姿勢を持っています。彼の指導方針は、選手の立場だけでなく指導者の視点からも物事を考える柔軟性があります。

黒田剛監督はその長年の経験と熱意をもって、FC町田ゼルビアを成功に導いています

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