俳優・野村周平さんは、クールな役から破天荒なキャラクターまで幅広くこなす実力派。さらに語学が堪能で、アクションやスノーボードも得意という多才ぶりで、今や国際的な活躍も期待される存在です。
そんな彼の“人間的な魅力”は、どのようにして育まれたのでしょうか。今回は、野村さんのルーツともいえる「家族」にフォーカス。兄弟構成や両親の素顔、幼少期の環境など、本人のエピソードも交えながら、徹底的にご紹介していきます。
家族構成は4人、母はハーフで“野村周平はクォーター”
野村周平さんの家族構成は、父・母・兄・本人の4人家族です。
特徴的なのは、母親が日本人と中国人のハーフであること。つまり、野村さん自身は「クォーター」にあたります。母方の祖父が中国出身ということで、中国文化や言語が身近な環境で育ちました。
彼はインタビューなどで、自分がクォーターであることを公言しており、そのバックグラウンドもあり、中国語も流暢に話すことができるんです。
中国語が堪能なのは、幼少期の教育環境のおかげ
野村さんが中国語を話せる理由は、家庭だけでなく教育環境にもありました。幼稚園から中学にかけて、地元・神戸の「中華学校」に通っていたそうです。
中華学校とは、日本に住む華僑（中国系の人々）を対象に、中国語と日本語の両方を教える学校。野村さんは、まさにその中で育ち、自然に中国語を習得しました。
彼の中国語は“挨拶ができる程度”というレベルではなく、会話もできる本格的なもの。バラエティ番組などでもその語学力を披露しており、国際的な活動も視野に入れているのが伝わります。
父親はどんな人物？
野村周平さんの父親は、少し変わった経歴の持ち主です。もともと家族で神戸でお好み焼き屋を営んでいたそうですが、ある時、突然「肉まん屋」を始めたとか。
このお店の開業には、ちょっと驚きのエピソードが。実は、野村さんが俳優オーディションで優勝して得た賞金150万円が、その開業資金に使われたというのです！
父親は、野村さんの許可もなく、勝手にオーディションに応募。しかも、本人は一次審査を通過するまで知らされていなかったとか（笑）。
その後、オーディションに合格した野村さんは芸能界デビューを果たし、今の活躍につながるわけですが、そのきっかけを作ったのが「父親の暴走（？）」だったとも言えます。
とはいえ、野村さん自身はその出来事を
「僕の人生が変わったのはヤツのせいですね（笑）」
とユーモア交じりに語っており、父親との関係は非常に良好な様子がうかがえます。
母親はどんな人物？
母親は、中国と日本の両方のルーツを持つハーフ。おそらく、家庭では中国文化を自然に取り入れ、息子たちに伝えていたのでしょう。
母方の祖父が中国料理店を経営していたこともあり、家の食卓には中華料理が並ぶことも多かったそうです。文化の違いを柔軟に受け入れる母親の姿勢が、野村さんの“壁をつくらない性格”にも影響を与えているのかもしれません。
中国語をしっかり学ばせるなど、教育面でも芯の通った考えを持つ人物のようです。
兄・野村和平はプロ級のスノーボーダー！
野村周平さんには兄が1人います。名前は「野村和平」さん。
実はこの兄、プロ級のスノーボーダーとしても活動していた経歴があり、野村さん自身も影響を受けてスノーボードを始めたそうです。
今では野村さんもかなりの腕前で、スノーボードの大会に出た経験もあるほど。兄の存在が、俳優という枠を超えてスポーツ面でも彼の可能性を広げたと言えるでしょう。
本人も
「兄は憧れの存在であり、負けたくない存在」
と語っており、良きライバルとして兄弟仲も良好です。
家族との関係が「国際派俳優・野村周平」を形づくった
中国文化に親しんだ家庭環境、自由で面白い父親、教育熱心で文化に寛容な母親、そしてスポーツに熱中する兄――。
このような家庭で育ったからこそ、野村周平さんは、語学、スポーツ、演技など、多方面で才能を発揮できるのかもしれません。
また、2019年にはニューヨークへ1年間留学し、英語も身につけたという野村さん。英語・中国語・日本語のトリリンガルという国際性は、まさに家族が築いた土台の上にあります。
まとめ
俳優・野村周平さんの家族構成やルーツを知ることで、彼の魅力が一層深く感じられたのではないでしょうか。あらためてポイントを整理すると…
- 野村周平さんはクォーターで、中国語が堪能。
- 家族構成は父・母・兄・本人の4人。
- 父親は自由奔放な性格で、息子の賞金で肉まん屋を開業したことも。
- 母親はハーフで、中国文化を家庭に根づかせたしっかり者。
- 兄はスノーボーダーで、スポーツ面でも影響を受けている。
- 家族との関係が、俳優としての多面的な才能につながっている。
野村周平さんの“今”は、まさに家族との歴史の積み重ねによって作られてきたのだと感じます。今後の俳優活動にも、彼のルーツがどう活かされていくのか注目です！
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