
独特な空気感の掛け合いで、劇場でもテレビでも存在感を強めている吉本興業の漫才コンビ「たくろう」。
名前のインパクトが強いぶん、「“たくろう”って何が由来?」「いつ結成?」「結成前はそれぞれ何してたの?」と気になる人も多いはずです。ここでは、由来・結成日・出会いの経緯と、結成前のそれぞれの活動を流れで整理していきます。
たくろうの由来は「二人が一番好きな有名人」の合体だった
コンビ名「たくろう」は、かなりシンプルで、二人がそれぞれ“いちばん好きな人”の名前から取っています。きむらバンドさんが大好きな木村拓哉さんの「たく」と、赤木裕さんが一番好きなイチローさんの「ろう」を合わせて「たくろう」という形です。
つまり、言葉遊びや地名由来というより、「好き」をそのままコンビ名に落とし込んだタイプ。芸名にしては柔らかい響きなのに、由来を知ると一気に覚えやすくなるやつですね。
結成はいつ?たくろうのスタートは2016年3月9日
たくろうの結成日は2016年3月9日です。公式プロフィールや各種まとめでもこの日付で一致しています。
それまで二人は何をしていた?出会いから結成までの流れ
二人はNSC大阪校の先輩後輩という関係で、きむらバンドさんが先輩、赤木さんが後輩にあたります。
ただ、いきなり「じゃあ組もう」となったわけではなく、お互いがちょうど相方探しで困っていたタイミングが重なったのが大きかったようです。きむらバンドさんは、周囲から「赤木ってやつがおもしろい」と聞きつけ、赤木さんがピンになっていた時期に連絡して待ち合わせ。会ってすぐ「めちゃくちゃおもろいやん」と感じて、コンビ結成を決めた、という流れが語られています。
別の証言としては、当時つながりのあった芸人が“キューピット”的に間に入り、顔も知らない状態で連絡先だけ交換して待ち合わせに至った、というエピソードも残っています。
結成前の赤木裕は?いったんピンになって「相方が辞めた」時期があった
赤木さんはNSC在学中はコンビで活動していたものの、卒業するタイミングで相方が辞めてしまい、ピンに近い状態になった時期があったと語られています。そこで声をかけてきたのが、きむらバンドさんで、「これでやっと漫才できる」と感じた、という話が残っています。
プロフィール上の基本情報としては、赤木さんは滋賀県大津市出身で、NSC大阪37期。
結成前のきむらバンドは?NSC卒業後に別コンビで活動→解散を経験
きむらバンドさんはNSC大阪36期で、赤木さんの1期先輩。
そして、NSC卒業後に「バンドワゴン」というコンビで約1年間活動していたものの、その後解散し、次の相方を探していた時期があったことが語られています。
この「別コンビの解散」と「赤木さんが相方不在で困っていたタイミング」が重なって、2016年3月9日の結成に繋がった、というのが大まかな流れです。
まとめ
たくろうの由来は、きむらバンドさんが好きな木村拓哉さんの「たく」と、赤木裕さんが好きなイチローさんの「ろう」を合わせたものです。
結成は2016年3月9日。
結成前は、赤木さんが相方の離脱で一時ピンになり、きむらバンドさんも別コンビの解散を経て相方探しをしていた時期があり、その“噛み合ったタイミング”がコンビ誕生の決め手になったようです。


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