U23サッカー日本代表がパリオリンピックの出場権を獲得しました。
これからパリオリンピック出場に向けてチーム内での競争が更に激しさを増してくると思います。
その中で３枠はオーバーエイジとして設定されており、年齢関係なく３名選ぶことが可能となります。オーバーエイジはこれまでの経験を活かし、チームをまとめる役割や総合力の強化など様々な役割が必要とされます。
今回はオーバーエイジの候補と挙げられている選手について紹介していきます。
オーバーエイジ候補
U23サッカー日本代表を指揮している大岩監督は元ディフェンダーでチーム作りでも「世界で勝つためには守備」と言及し守りの部分を重要視しています。
そのためディフェンダーが最有力として挙げられます。しかし、ディフェンスのみならず、前線から守備であったり、得点を取る部分も必ず必要になるため、デフエンダーのみならず、複数のポジションの選手を紹介していきます。
富安健洋
まず、一人目に挙げるのはセンターバック富安健洋選手です。
富安選手は現在プレミアリーグのアーセナルでレギュラーとして活躍しています。
A代表でもチームの主力としてプレーしており、日本代表には欠かせない選手となっています。
富安選手の特徴はなんと言っても守備力です。プレミアリーグで世界トップクラスの選手と対峙していても粘り強く、簡単に抜かれることはありません。その安定感が持ち味と言えるでしょう。
またディフェンスのみならず、両足で蹴れるため、後方からのフィードもチームを助けてくれます。
富安選手は東京オリンピックにも出場しており、４位とメダルまで後一歩届かなかった経験をしています。メダル獲得に向けても強い意志を持っているのでオリンピックに出場してメダルを獲得している姿を期待したいです。
また、富安選手の参加は、その競技の注目度を高めることにもつながります。彼は日本国内で非常に人気のある選手であり、彼の参加は多くのファンやメディアの関心を引くことでしょう。
さらに、富安選手のサッカーへの取り組みやプロフェッショナリズムは、若い世代にとって模範となるでしょう。
板倉滉選手
二人目はセンターバック板倉滉選手です。
板倉選手はA代表で富安選手とコンビを組み、レギュラーの地位を獲得しています。
A代表のレギュラーコンビであるため、お互いの長所を理解できているため、プレーに集中することができます。
板倉選手は現在ブンデスリーガのボルシアMGに在籍しており、レギュラーとしても活躍しています。またビッククラブからも注目されており、ビッククラブでのプレーも期待されています。
板倉選手はボランチの経験を活かした精確なビルドアップが持ち味です。また一歩先を読んだディフェンスで相手の攻撃の芽を潰すことが得意な選手です。
板倉選手も東京オリンピックに出場し、その際も富安選手とコンビを組んでいました。
このディフェンスコンビで今度こそ、オリンピックでメダルを活躍してほしいです。
遠藤航選手
三人目はボランチの遠藤航選手です。
遠藤選手は現在プレミアリーグのリバプールでレギュラーとして活躍しています。
日本の選手が名門リバプールでレギュラーとして活躍していることは嬉しく思いますよね。
そんな遠藤選手ですが、現在A代表でもキャプテンを務めています。
オリンピックにもリオデジャネイロ、東京と２度出場しており、その両方ともキャプテンとしてプレーしています。
２度もキャプテンしてオリンピックに出場し、経験も豊富なため、チームにもたらす影響は計り知れないものがあります。
また大岩監督が重視している「守備」の面でも遠藤選手の持ち合いであるボール奪取が期待されます。
これまでメダルを獲得できないため、またキャプテンしてチームを引っ張り、今度こそメダルを獲得してほしいです。
三苫薫選手
４人目は、サイドアタッカーの三苫薫選手です。
三苫選手も現在プレミアリーグのブライトンで活躍をしています。
三苫選手は現在日本を代表するアタッカーの最も有名な選手と言っても過言ではありません。
A代表でも持ち味であるスピードを活かしたドリブルで一人で局面を打開し、チームに勢いを与えてくれています。
相手も三苫選手がいるだけでそこに人数を割く必要があるため、他の選手がプレーしやすくなると思います。
東京オリンピックにも出場し、オリンピックの雰囲気も経験しています。
東京オリンピックやワールドカップの大舞台で活躍する姿が見れたため、パリオリンピックでも活躍する姿が見たいですね。
しかし、不安要素として現在腰を怪我しています。これからの動向に注目していきたいです。
堂安律選手
５人目はミットフィルダーの堂安律選手です。
堂安律選手は現在ブンデスリーガのSCフラインブルクに所属しています。
A代表では１０番を背負いチームの中心として活躍しています。
堂安選手は当たり負けをしない体幹の強さやその強烈な左足のシュートが持ち味です。
また勝負強さがどの選手よりも際立ち、逆境に立った時に結果を残してチームを助けてくれます。
堂安選手は元日本代表「本田圭祐さん」と同様ビックマウスで自分にプレッシャーを与え、努力を怠りません。また影響力も強く、チームのモチベーションを更に上げてくれます。
東京オリンピックでも１０番を背負いチームの中心として活躍しています。
今回もその勝負強さを活かし、チームを助けてほしいですね。
まとめ
今回は最有力として挙げられている５選手を紹介致しました。
他にもA代表で活躍している「上田綺世選手」「田中碧選手」「伊東順也」「伊藤洋輝選手」「町田浩樹」「谷口彰悟」など多くの選手がいます。
オーバーエイジ枠は３人と限られてくるため、大岩監督の戦術にフィットし、チームを勝利へと導いてくれる選手を選んでほしいです。
また「久保建英選手」はオーバーエイジ枠として考えられがちですが、久保選手は年齢的パリ世代の選手です。これまでのU23の活動には参加できていませんが、パリオリンピックの出場へ強い思いも持っていると報道されています。久保選手の活躍も期待したいです。
最後にオリンピックへの招集は強制力がないため、所属クラブの許可が必要となります。選手のチームでの立ち位置やコンディションの状態で招集を見送ることになる場合も考えられます。
オリンピック出場には所属クラブの許可がいる条件がありますが、オーバーエイジに選ばれた選手には最適な形でチームに合流し、メダル獲得に向けて貢献して頂きたいですね。
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